妊娠と太りすぎの関係 その②
そもそも「太りすぎ」のボーダーラインは?
(前記事妊娠と太りすぎの関係 その①もあわせてお読みください)
妊娠中に太り過ぎないよう、食事や運動に神経を使っている妊婦さんは多いですよね。
でも、やみくもに体重を抑えるばかりでは赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまいます。まずは、自分が妊娠中に増やすべき体重を把握するためにBMI値〔妊娠前の体重(kg)÷身長(m)の2乗〕を計算してみましょう。
妊娠前のBMI値が18未満(痩せ型)の人…出産までに増やすべき体重は約12kgまで
妊娠前のBMI値が18以上~24未満(標準体重)の人…出産までに増やすべき体重は約10kgまで
妊娠前のBMI値が24以上(ぽっちゃり型)の人…出産までに増やすべき体重は約7kgまで
妊娠中に増える体重の内訳は…
出産までに増える体重のうち、約3kgは赤ちゃん、約1kgは胎盤+羊水、約2kgはママの血液+水分、約1kgが子宮と乳房の分になります。
赤ちゃんの健康と安産のためには、7kgは増やさなければならないのです。
つまり、(標準体重の場合)残りの3kgはママの脂肪となりますが、おなかの赤ちゃんを外からの衝撃から守ったり、産後に母乳を造るためのエネルギーとして利用するために必要な脂肪なのです。
必要以上に脂肪がつきすぎてしまうと難産・高血圧・妊娠中毒症などのトラブルや、産後の体型崩れなどの原因になってしまいます。
妊娠中の体重維持のコツ
体重オーバーしちゃった!という人は、間食や高カロリーな食事をひかえ、適度な運動をして脂肪を燃焼させましょう。
(過去記事妊娠中です。オススメのエクササイズを教えてください。を参照)
でも、あまりにもストイックになりすぎるとかえってストレスをためたり、反動でやけ食いなどをしてしまう危険もあります。
好きな音楽を聴きながら運動したり、妊婦仲間と一緒に散歩するなどして、ストレスをためない方法で上手に体重コントロールしましょう。
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