妊婦 生ハム

生ハムを食べるとトキソプラズマに感染する！？

サラダに、パスタに、いろいろと活躍する生ハムが好きな人は多いでしょう。

ところが、「妊娠中に生ハムを食べるとトキソプラズマに感染するから、妊婦さんは生ハムを食べてはダメ」といわれることがあります。

妊婦さんがトキソプラズマに感染するとどうなるの？そして、気になる生ハムの危険性はどのくらい？

妊娠中にトキソプラズマに感染するとどうなるの？

トキソプラズマは寄生虫の一種で、おもな感染ルートとして外飼いの猫のフンに触れること、加熱が不十分な生肉を食べることが挙げられます。

世界人口の約3分の1がトキソプラズマに感染していると言われていますが、健康な成人であれば感染しても重篤な症状はほとんどありません。

ただし、トキソプラズマ抗体が陰性（これまでにトキソプラズマに感染したことがない）の女性が妊娠中に初めて感染すると、赤ちゃんの頭蓋骨形成異常・水頭症などの原因になることがあります。

気になる生ハム由来のトキソプラズマの危険性については…
適切に製造・包装されており、保存状態がよい生ハムであればほとんど心配要りません。

古いものは避けて、清潔な手・調理器具を使えば大丈夫

品質保持期限内、密封保存されている生ハムを買ってきて、さあいよいよ調理！

…その前に、ちょっと待って！せっかく安全な生ハムでも、調理する人の手や調理器具が清潔でなければ意味がありません。

あらかじめ清潔に手を洗って、清潔な調理器具・食器を使って、安心しておいしい生ハムを楽しみましょう。

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