妊娠中、なぜ重いものを持ってはいけないの?
妊娠初期に強い腹圧がかかると、流産を引き起こす恐れがあります
妊娠すると、よく「重いものを持っちゃダメ!」と言われますね。まだお腹がふくらんでないからふつうに行動できるのに、なぜなんでしょう?
その理由は、おおむね以下のとおりです。
・妊娠初期はまだ胎盤が完成しておらず、おなかの赤ちゃんは非常に不安定な状態です。この時期に強い腹圧が頻繁にかかると、出血や流産の原因になることがあるのです。
・重いものを勢いよく持ち上げてお腹に強くぶつけたり、バランスをくずして転倒したりすると危険です。
・まだお腹の重みで行動を制限されることがないので、ママ自身もつい「このくらいなら大丈夫かな?」と無理をしがちです。それを防ぐために、「妊娠初期こそ大事にしなきゃダメ」という昔からの知恵でもあります。
妊娠中に引越しすることになったら…
重いものの持ち運びやいろいろな物の箱詰めなど、なにかと体力的にも大変な引越し。
でも、旦那様の転勤や家の購入などいろいろな事情で、妊娠中に引越ししなければならない場合もあることでしょう。
ただでさえ環境の変化によるストレスが心配な妊娠中の引越し、くれぐれも無理をしないで周囲の助けを借りましょう。
旦那様が忙しいからといってひとりで抱え込まず、引越し会社の「おまかせプラン」などを利用したり、ご家族やお友達などに手伝いに来てもらったりして乗り切りましょう。
筆者の体験談ですが…妊娠発覚→つわりが始まった矢先になんと夫に転勤辞令が!引越し日前後はちょうどつわりがピークに達していたので、引越し作業は夫と引越し屋さんに任せて実家で休ませてもらいました。
(引越し作業をするどころかかえって邪魔になりそうだったし、水道の開栓もしていない新居で吐くわけにもいかないと思ったので…)
「重い」と感じる程度は人それぞれ、無理のないように
人によって筋肉量や慣れ・不慣れの度合いは様々ですので、残念ながら「何キロまでなら安全」とハッキリ言うことはできません。
ご自身が不安のない範囲で行動すれば大丈夫です。
【妊娠中にものを持ち上げるときのコツ】
・床にあるものを持ち上げる時や上の子を抱っこする時などは、腰に負担をかけないよう一度しゃがんでから持ち上げましょう。
・買い物袋などを持つときは、両手で持ちましょう。体の片側ばかりに荷重がかかるとバランスを崩すので危険です。
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