妊娠中でもできる腰痛解消のための体操はありますか?

妊娠すると腰痛に悩まされる人が多い


短いようで長い妊娠期間中の10ヶ月。程度や時期はさまざまだけど、何かしらの腰痛に悩まされる妊婦さんはとても多いです。

それもそのはず、妊娠中は腰痛になりやすい要素がとても多いのです。

・お産に備えて骨盤周辺の靭帯が自然にゆるみ(妊娠初期からゆるみ始める)、腰を支える力が弱まる

・大きくなってきたお腹の重みが直接骨盤にかかる

・お腹の重さで前に倒れないよう自然に上半身をそらすので背骨が曲がり、椎間板に負担が掛かる

・お腹の重さで動きにくくなり、運動不足になる

 

 

腰痛予防・症状の緩和にはヨガの「猫のポーズ」がおすすめ


妊娠中でもできる腰痛体操としてよく知られているのが、ヨガの「猫のポーズ」です。

やり方は以下のとおり。(お腹の張りなどの異常が現れたらすぐに中止しましょう!)

A、床に四つんばいになり、手足を肩幅くらいに開いてゆっくり口で息を吐き出す

B、ゆっくり鼻で息を吸いながら、お尻を上に突き出して背中をそらせる(目線を上・おへそを床方向に動かすつもりで)
C、ゆっくり息を吐きながら、腕の間に頭を下げ、背中を丸める(視線をおへそに持っていく)
D、息を吐ききったらB、Cを繰り返す

E、終わったら「休息のポーズ(仰向けに寝て足を肩幅に開き、手のひらを上向きにして楽な角度にした状態でゆっくり腹式呼吸)」をとる

 

 

妊娠中の腰痛は産後に治るけれど、産後にしっかり骨盤を締めることが大事


妊娠中の腰痛そのものは、赤ちゃんを産んでしまえば自然に治ることがほとんどです。

ただし、お産のときに開いた骨盤をベルトなどで締めておかないと、骨盤のゆがみによる腰痛やボディラインの崩れ、O脚などのトラブルの原因になります。

妊娠中から使える骨盤ベルトもあるので、自分に合った骨盤矯正をしましょう。

なお、上記の猫のポーズは妊娠中でなくても効果的なので、どんどん重くなる赤ちゃんの抱っこで疲れたときにも有効です。スキマ時間を使って、上手に腰痛を解消しましょう。

 

 

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