妊娠中運動不足になると、どんな害があるんでしょうか?

妊娠中に運動不足になると…


体がどんどん重くなってくる妊娠中は、ついつい動きたくなくなるもの。

でも、動くのがしんどいからといってゴロゴロしてばかりいると、あっという間に運動不足に…

運動不足になると、基礎体力が低下してお産に耐えられなくなる・体重増加により産道に脂肪がついて難産になるなど、さまざまな害が出るおそれがあります。

また、体重が増えすぎて産後に体型が戻りにくくなるのも困りものですよね。

妊娠中の運動については、過去記事妊娠中はできるだけ運動するべきでしょうか?をご参照ください。

 

 

切迫早産など、運動ができない状態の場合はどうしたらいいの?


妊娠中の運動が大切と述べましたが、それはあくまで経過が順調な妊婦さんの場合。

切迫早産などで安静にするよう言われている場合は、お医者さんの指示通り安静にしてください。勝手に運動をしてしまうと大変危険です。

切迫早産の場合は、とりあえず正産期までちゃんと赤ちゃんを子宮のなかに保つことが最も大事です。

安静による体力低下については、体調が戻ればリハビリをしてもらえたりするので心配な場合はお医者さんに相談しましょう。

 

 

体調がよい場合でも、無理のない範囲での運動をすることが鉄則


妊娠中にできる運動として、何の道具もいらない・お金もかからない「散歩」がもっともおすすめです。

体調はいいし、家にいるとついついお菓子に手が伸びちゃうし、ひさしぶりに気分転換もしたい!

そんなときは、ぜひ外に出てみましょう。何気なく歩いているいつもの道で、思いがけない発見があるかもしれません。

・おでかけの際は、必ず母子手帳を携帯しましょう。

・天気・気候のいい時を選んで散歩しましょう。

・特に臨月以降は、いつ陣痛がきてもいいようにあまり遠くまで行かないようにしましょう。

・交通量の多い場所・足元が悪い場所は避け、歩きやすい場所を選びましょう。

 

 

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