初めての妊娠ですが、出産が不安です…。
分娩のおおまかな流れ
母親教室や検診などで教えてもらえることも多いですが、分娩の大まかな流れを紹介します。
分娩第1期…陣痛が10分間隔になり、子宮口が全開(約10cm)になるまでです。初産の場合は平均10-12時間ですが、いきみたくなってもまだガマンしましょう。
分娩第2期…分娩室へ移動し、お医者さんや助産師さんの合図に合わせていきみます。(細菌感染を防ぐための点滴をし、必要であれば会陰切開を行います)だんだん赤ちゃんの頭が見え始め、常に頭が見える状態になったらいきむのをやめて短い呼吸をします。
頭が出たら、赤ちゃんは自分で体を回転させて片方ずつ肩を出し、その後一気に全身が出て出産となります。初産の場合、30分から4時間くらいかかります。
分娩第3期…出産終了から10分前後で後陣痛が起こり、胎盤が排出されます。(お医者さんがへその緒を持って胎盤を引っ張り出すこともあります)会陰切開をした場合は縫合を行います。
そのまま分娩台の上で2時間ほど体を休め、異常がなければ部屋に戻ります。
する?しない?気になる「会陰切開」
病院によっても方針はさまざまで、スムーズにお産を進めるために100%切開する病院もあれば、「できるだけ会陰切開はしたくない」という妊婦さんの意思を尊重してくれる病院もあります。また、助産院では会陰切開はしません。
切開する場合でも、ちゃんと麻酔をかけてくれる場合がほとんどなのでそんなに心配しなくても大丈夫です。
縫合後3-4日くらいで抜糸し(溶ける糸を使う場合は抜糸なし)、1ヶ月くらいでほとんど元通りに治ります。
なんとなく怖い会陰切開ですが、切開しないと会陰がビリビリと裂けてしまう(!)ケースがあります。裂けた傷口がギザギザになり、切開した場合より治りが遅くなってしまいます。
傷口が治るまでは座ると痛むので、自宅にはぜひ穴あき座布団の準備を!(病院にはちゃんと準備されていることがほとんどです)
初めてだから不安であたりまえ!
初めての出産、何をどうしていいかわからないのは当たり前です。
いろんな出産を見てきたお医者さんや助産師さんは、初産婦さんが抱える不安はちゃんとわかってくれるはずですから、「お産、不安なんです!」「会陰切開コワイんです!」とぶちまけてしまうと気持ちが随分楽になることと思います。
また、ご自身のお母様や出産経験のあるお友達などに出産したときの体験談を聞いてみるのもいいですね。
分娩台の上ではお医者さんたちがいきむタイミングや力の抜き方などを的確に教えてくれるので、安心してお産を迎えましょう。
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