妊婦、湿布

後期になって、重いお腹を支えるのに腰痛になる妊婦さんがいます。
また、もともと腰痛持ちで、妊娠を機に悪化してしまった人もいます。

湿布は安全、とは限らない

腰痛だけでなく、腱鞘炎や肩こり、足の痛みなど様々な場面で湿布を使います。
飲み薬だと慎重になる妊婦さんも、湿布は気軽に使っているようです。

しかし、たかが湿布、されど湿布です。

妊婦が使用するときには、よく注意事項を読むことが大切です。
安易に、「家にあったから」などと、貼らないようにしましょう。
経口薬には気を使うのに、貼薬には頓着しないというのは　「皮膚からより　口からの方が、ダイレクトに届いている」という思い込みのように思います。
貼薬で近年は、末期がんの鎮痛緩和などにも効くものが登場し、身近な所では、ぜんそくなどに気管支を広げる貼薬が広く使われています。
このように、「貼薬＝弱い薬」という図式はもはや過去のものだと心得て下さい。
その点を踏まえて　湿布薬をどうしても使いたくなったら、薬剤師や医師に相談することです。

特に最近人気の「インドメタシン」や「ボルタレン」配合の湿布薬は妊婦には禁忌ですので、けして使わないようにしましょう。

ただし　うっかり使ってしまったからと言って、必要以上に思い悩むほどのリスクではないと考えられています。
済んでしまったことはしょうがないので　くよくよ思い悩むことはやめましょう。
医薬品は３つのグループに分類されており、その中でも「第３類」に入る湿布薬は比較的安心と言えます。

_________________________________________________________
妊娠中の不安解消に役立ちましたか?
参考になったらポチ、ポチッとお願いします♪

初産 ブログランキングへ

にほんブログ村