妊娠中、どのくらい葉酸をとればいいんでしょうか?
そもそも葉酸ってなに?
最近、妊娠前~妊娠中の葉酸の重要性についての認識が高まってきました。
でも、そもそも葉酸って何なのか、どのように摂取すればいいかが曖昧なままの人も少なくありません。(小学校~高校の家庭科では「葉酸」というフレーズはほとんど出てきませんでしたね…)
葉酸は水溶性のビタミンB群の一種で、赤血球をつくるために必要な栄養素です。妊娠中(特に妊娠初期)に葉酸を摂取すると、赤ちゃんの神経障害を予防する効果があることが近年の研究で明らかになりました。
もともと日本は諸外国に比べて野菜を多く摂っていたので、葉酸についてはさほど研究が進んでいませんでした。
しかし食生活の欧米化が進み、野菜不足が深刻になったことで葉酸の重要性が見直されてきたのです。
葉酸を多く含む食べ物は?
名前のとおり、葉酸はほうれん草・小松菜・大豆などの野菜類に多く含まれています。
葉酸は、熱を加えることで溶け出しやすいという性質を持っています。効率よく葉酸をとるためには、溶け出した分もしっかり摂取できる野菜スープや味噌汁などがおすすめです。
妊婦さんが1日に摂取すべき葉酸の量は、400μg以上(野菜350g以上)と言われています。
通常の和食ならば十分摂取できるそうですが、現代の欧米化した食生活や不規則な食生活では、意外に難しいものです。
また、葉酸は体内に蓄積することができないので、毎日の食事でしっかりとらなければなりません。
サプリメントもありますが、事前にお医者さんに相談しましょう
でも、サプリメント類を利用する前には必ずお医者さんに相談しましょう。
もっとも理想的なのは妊娠する前から葉酸たっぷりの食事を心がけておくことですが、妊娠をきっかけに栄養について真剣に考えるのもとてもすばらしいことです。
ストレスがたまらない範囲で、バランスのとれた健康的な食事を心がけるようにしましょう。
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