妊婦 マグロ

おいしいマグロ、妊娠中はガマンするべきなの？

お寿司などで日本人になじみの深い魚・マグロ。回転ずしに行ったら、必ずトロを頼む人も多いですよね。

ところが、厚生労働省が「鮪などに含まれるメチル水銀が胎児の神経障害などの原因となるので、妊婦はマグロ鮪を摂取しすぎないように」という警告を2005年に発表しました。

お寿司が大好きな私…でも、赤ちゃんのことを考えたら妊娠中のマグロはご法度！？

妊娠中のマグロ、どのくらいまでならOK？

メチル水銀に気をつけてほしいのはクロマグロ（本マグロ）・メバチマグロ・メカジキ・キンメダイなどの大型魚ですが、

全く食べてはいけないというわけではなく、たとえば回転寿司の場合は一度に2～3皿くらいまでなら大丈夫です。

同じマグロでもキハダマグロ・ビンナガマグロ・メジマグロについては水銀含有量が少ないので問題ありません。

また、いろいろな種類の魚をブレンドして作られる加工食品（ツナ缶など）についても、心配しなくて大丈夫です。

おいしいくて栄養価が高いものを、バランスよく食べて

「マグロの危険性について知らずにトロを食べちゃった！」「つわりで食べ物の好みが変わって、少しでいいからマグロが食べたくて仕方ない…」

そんな悩みを抱えている妊婦さんも、どうか必要以上の心配はしないで。

妊娠中にいちばん良くないのは、水銀よりも何よりもママがストレスを抱えてしまうことです。

本当に好きなものももちろん、いろんなものをバランスよく食べて元気な赤ちゃんを産みましょうね。

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