妊娠中の過ごし方について、注意点を教えてください。

妊娠中にしてはいけないこと


・喫煙…ニコチンにより血管が収縮し、流産や早産などのトラブルがおきやすくなったり、赤ちゃんの低体重・先天性障害などの原因になります。副流煙も危険なので、妊婦さん本人はもちろん家族も禁煙するようにしましょう。

・飲酒…妊婦さんが飲酒すると、胎盤を通してアルコールが赤ちゃんの体内に送られます。特に危険が高いのは妊娠初期の飲酒で、この時期に習慣的に飲酒すると赤ちゃんの脳や身体の発育を阻害してしまいます。(煮物などに料理酒を使うのはOK)

・カフェインの多量摂取…妊婦さんがカフェインを多量に摂取すると、胎盤を通じてカフェインが赤ちゃんの体内に蓄積されて発育を妨げるおそれがあります。

・薬…薬によっては赤ちゃんの奇形の原因になることがあるので、お医者さんの判断なしに薬を服用することは避けてください。

・X線…放射線を多量に浴びると赤ちゃんの先天的異常を引き起こすおそれがあります。1回のレントゲン検査で即影響が出るわけではありませんが、妊娠中は極力控えましょう。

・サプリメントの多量摂取…薬よりは危険性は低いですが、お医者さんの指示なしに多量にサプリメントを取ることは控えましょう。(妊娠中にビタミンAをとりすぎると、赤ちゃんの発育に影響がでることがあります)

 

 

そのほか、妊娠中に気をつけたいこと


・安定期で体調がよい時であればSEXをしてもかまいませんが、感染症防止のため必ずコンドームを使用し、お腹の張りなどの異常を感じたらすぐに中止しましょう。胎盤が完成していない妊娠初期・早産の原因となる後期は控えましょう。

・妊娠がわかったら、自転車の使用は避けましょう。万が一転倒したら、取り返しのつかないことになるおそれがあります。

・体調がよければ車の運転をしても構いませんが、妊娠中は注意力が散漫になったり眠気を感じやすくなったりするので長時間の運転は避けましょう。

・安定期に入って体調が良くなったら、無理のない範囲で体を動かすようにしましょう。マタニティビクスやマタニティヨガをするときは、かかりつけのお医者さんの許可を得てから始めましょう。
・野菜・魚・肉などをバランスよく食べるようにし、間食はとりすぎないようにしましょう。

・つわりで食べ物の好みが変わったときは、食べられるものを食べれば大丈夫です。水も飲めないほど症状がひどくなったときは、脱水症状の危険があるのですぐにお医者さんに相談しましょう。

妊娠中は、自分の生活を見直してみるチャンス


これまで生活が不規則、食事もファーストフードやインスタントばかりだった人にとって、妊娠は生活を見直すよいきっかけでもあります。

赤ちゃんがお腹にできた瞬間から、あなたはもうママになったのですから。

…とはいっても、あまり気負いすぎるとかえってストレスになってしまいます。

笑顔で赤ちゃんに会えるよう、ゆったりリラックスして妊娠生活を送りましょう。

 

 

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