こんなに危険！タバコの煙が妊婦に与える被害
妊婦さん本人の喫煙はもちろん、受動喫煙もこんなに危険！
妊娠中のタバコは危険。もはや常識になりつつあることですが、その理由ははっきり知らないという人はぜひ読んでおいてください。
妊娠中の女性が喫煙、もしくは受動喫煙（周囲の人のタバコの煙を吸い込んでしまうこと）すると、おなかの赤ちゃんへ酸素や栄養分がうまく運ばれなくなります。
その結果赤ちゃんがうまく呼吸できなくなり、早産・流産・異常分娩、発育不全（低身長・低体重）、先天的異常（ぜんそく・奇形など）、乳幼児突然死症候群（SIDS）、将来の問題行動などの原因になります。
旦那様など、同居家族からの受動喫煙に悩まされる妊婦さんは多い
タバコ問題で多いのが、妊婦さん本人はタバコを吸わない（orやめた）のに、旦那様が目の前でプカプカタバコを吸うことです。
自分のお腹の中で赤ちゃんを育てている女性と比べて、男性はなかなか父親としての実感がわきにくいので無理もないかもしれませんが…そんなのんきなことを言っている場合ではありません。
旦那様の性格によって適切な方法は異なってきますが、こんな方法をためしてみてください。
・禁煙グッズや禁煙外来への通院を勧めてみる
・うまくおだてて禁煙してもらう、禁煙できたらご褒美をあげる
・それでもダメなら、周囲に助けを求める（できれば、検診についてきてもらうフリをしてお医者さんにガツンと叱ってもらうのが効果的）
妊娠を考え始めた時点で、夫婦一緒に禁煙するのがベスト
普段からタバコを吸っている人にある日突然「今日からタバコはやめて！」と言ってもなかなか難しいものです。
いざ赤ちゃんができてから慌てないように、妊娠を考え始めた時点で夫婦一緒に禁煙するのがベストですね。
また、赤ちゃんが産まれていろいろなものに興味をもつようになると、タバコの煙の危険性に加えて吸殻の誤飲・火傷・火災などの事故の危険性も出てきます。
妊娠中だけでなく赤ちゃんのいる生活のためにも、一日も早くタバコとサヨナラしたいですね。
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