妊娠中です。海外旅行、行っても大丈夫でしょうか?
妊婦さんにおすすめの渡航先
・できるだけ時差ぼけが少ない地域を選びましょう。(妊婦さんには時差ぼけの薬はキツイので避けましょう)
・マラリアなどの伝染病が蔓延している地域、衛生面や治安が良くない地域、高山病になりやすい高地は避けましょう。
・なるべく5時間以内のフライトで行ける地域にしましょう。長時間のフライトは体に負担がかかります。
・日本との気温差が大きい国・季節だと、体に負担がかかりやすいのでできるだけ避けましょう。
・日本語が通じやすい地域・大きな病院などがある地域を選ぶと安心です。
海外旅行に行く前の準備
・必ずかかりつけのお医者さんに相談して許可をもらい、安定期(18週~24週くらい)を選んでいくようにしましょう。
・母子手帳・保険証などは絶対に忘れないようにしましょう。
・万が一に備え、病院を調べておきましょう。
・海外旅行保険についても、必ず確認しましょう。(妊娠時の補償内容については、週数により補償されないことがあります)
・渡航先によっては予防接種が必要なことがありますので、確認しておきましょう。(妊娠中に受けられない予防接種もあります)
フライト時・現地での過ごし方
・妊娠中のエコノミークラス症候群(静脈血栓症)のリスクは、通常時の約6倍と言われています。予防のため、機内ではこまめな水分補給を心がけ、可能な範囲でトイレに立つなどして少し体を動かすようにしましょう。
・機内の座席のシートベルトを締めるときは、おなかにかからないようにしましょう。(骨盤の下を巻くようにすると良いです)
・あちこち移動すると疲れてお腹が張ったりするので、1ヶ所でゆっくりできるプランがおすすめです。
・生水は飲まないようにしましょう。衛生面が心配な地域では、生野菜やフルーツなどにも注意が必要です。
おめでた婚カップルのリゾートウエディング・ハネムーンや海外旅行プランの充実により、近年では妊娠中でも海外旅行を楽しむ人が増えてきています。
以上のことに十分注意して、無理のない範囲で海外旅行を楽しみましょう。
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