妊娠中の岩盤浴、やっぱり危険でしょうか？
岩盤浴そのものが悪影響を及ぼすわけではありません
手軽なリラクゼーションのひとつとして流行している岩盤浴。でも、妊娠中の岩盤浴はちょっと心配ですよね。
岩盤浴やサウナなどでよく謡われているゲルマニウムや遠赤外線などによる作用が、おなかの赤ちゃんに直接影響することはありません。
なので、「妊娠に気づかずに岩盤浴に行ってしまった！」という人は、その後の体調が悪くなければとくに心配しなくても大丈夫です。
また、ラドンやラジウムなどの放射性物質を使用した岩盤浴の場合でも、実際に体に浴びるのはごくわずかなのでさほど影響はないようです。
妊娠中は体調がかわりやすいので、やはり避けておいたほうが無難
でも、岩盤浴ができるお店のほとんどは「妊婦さんお断り」となっています。その理由は…
・健康な人でも妊娠すると体調が変わりやすくなり、のぼせ・血圧上昇・子宮収縮によるおなかの張り・脱水症状などが出やすくなります。
・おなかが大きくなってくると、長時間じっと同じ姿勢でいることが苦しくなります。
・床面が硬い石なので、万が一転倒した場合は危険です。
・妊娠中は細菌に対する抵抗力が落ちるので、もし掃除が行き届いていないお店の場合は感染症の心配もあります。
万が一のことがあるとお店の責任問題になるので、大事をとって「妊婦さんお断り」となっているのです。
体に負担がかからない方法でのリラックスを
妊娠中は身体面や精神面が不安定だったり、飲食物や行動をあれこれ制限されてイライラがたまりやすいもの。
岩盤浴の代わりに、体に負担をかけない気分転換方法をどんどん開拓しましょう。
マタニティヨガや妊婦さんによいアロマなど、妊婦さんにやさしいリラックス・リフレッシュの方法は少なくありません。
じょうずに気分転換して、心穏やかなマタニティライフを送りましょうね。
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